2014年8月27日水曜日

映画『ファミリーツリー』(原題 The Descendants)感想。ネタバレ注意!

 こんばんは。ミナミです;) 今日の記事は映画『ファミリーツリー』の感想です。私はこの映画でジョージ・クルーニーの娘を演じているシェイリーン・ウッドリーのファンで、その事を友達と話していたら「ファミリーツリー観た?あれ超良いよ〜!」と激しく勧められたので観てみました。

あらすじ
マット(ジョージ・クルーニー)は、妻と2人の娘と共にハワイで暮らしていた。ところがある日、妻がボートの事故に遭い、そのまま昏睡状態となってしまう。それをきっかけに、妻が彼と離婚するつもりだったことや、そのことを長女(シャイリーン・ウッドリー)だけでなく友人たちも知っていたことが判明しショックを受ける。
 この映画はアカデミー賞脚本賞、ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞と主演男優賞、インディペンデントスピリット賞助演女優賞を受賞しています。口コミサイトでの評判もなかなか良いですよ〜。観始めてから15分くらいたって、「ああ、私この映画すっごく好き」って思いました。テーマは重いけどそんなこと全然感じませんでした。笑いあり涙ありのファミリードラマです。ハワイの風景とBGMが癒される。私の好きな映画トップ5に確実に入ってます。
 この映画観ると凄くハワイに行きたくなります。でもお金無いからハワイアンミュージックを聴いて我慢だな。

私の好きなシーン↓ 
・アレックスがマットから母の様態を聞かされてプールに潜って泣くシーン。このシーンは本当に印象的でした。予告編にもちょびっとあるので是非観てみてください。
・マットがアレックスから妻の不倫を聞かされ、友達の家に怒鳴り込みに行くために走って行くシーン。ぺたぺた走っていてすっごくダサくて面白いんです。ジョージ・クルーニーなのに。

・先祖から受け継いだ、今度売る予定の土地を見に行くシーン。
アレックス「私はここでママとキャンプした」
マット「みんなしたよ」
スコッティ「私もしたい!」
これ結構響いたとおもうんだよね〜。マットが売るのやめた原因の一つかも。きっとその後マットはスコッティをキャンプに連れて行くんだろうな。
・マットが夜中にアレックスのアホな彼氏のシドに相談にいくシーン。自分の娘の彼氏に娘のこと相談しちゃうダメ親父っぷりがなかなか良いです。私の父親もこんな風に娘たちの事どうしていいか分かんないんだろうな〜。

・親族会議みたいなので土地を売らないことに決めたマットはみんなに発表する。これに対するみんなの反応はカットされています。どういう反応だったんでしょう?先祖の土地を守るために売らないという決断は粋でかっこいいと思います。でも実際問題、売ったら物凄い大金が入るというのに「気が変わった。やっぱ売らない!」なんて言われたら私は怒っちゃいそうです。そこを理解してくれたいとこ(名前忘れた)は寛大ですね!でもやっぱりみんなからはブーイングを浴びたと思います。
・病院にお母さんの浮気相手の奥さんジェーンが花束をもって訪ねて来るシーン。あのアホなシドが、KYな発言をしておじいちゃんに殴られたりマットに殴られそうになったりしたシドが、気を利かせて病室にマットとジェーンを2人にするんです。君も成長したなあ、シド!ジェーンにはやっぱり2人の不倫がバレちゃってました。女は勘が鋭いですからね。お母さんがこんな状態だから許すしかない!と泣くジェーン。ジェーンに同情します。お母さんが事故にあったのは気の毒ですがそれで逃げられちゃうからずるいですよね。
・最後のシーンでみんなで仲良くソファに座って一つのブランケットをシェア。このブランケットは病院でお母さんがかけていたものだと思うんです。やられました。このシーンはほろっと涙が出ます。

シェイリーンの演技が素晴らしかった!この作品を観て彼女の事がもっと好きになりました。もっと書きたいことがあるんですが上手くまとまらない!とにかく、まだ観たことが無い人は是非観てみてください。シェイリーンのファンの方は必見です;)

Minami x




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