2015年2月2日月曜日

映画『きっと、星のせいじゃない』感想。 ネタバレ注意⚠️

おはようございます♪ミナミです。この前、ずっと前から観たかった映画『きっと、星のせいじゃない』を試写会で観てきました。私、この映画の原作The Fault In Our Starsの大ファンでずっと楽しみにしてました!試写会に参加できて本当にラッキーでした。この前もブログに書きましたが、私この『きっと、星のせいじゃない』という邦題が大っ嫌いなのでTFIOSって呼んでいきますね〜。(The Fault~の略)だって放題だと全く逆の意味になってるし!
↑これが原作の本。この青い表紙の洋書はみなさんもどこかで目にした事があるはず!

🌟ストーリー🌟
末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ヘイゼルに惹(ひ)かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。
最初に言っておきます。この映画はよくあるお涙ちょうだいの難病モノではありません。よくあるがん患者が出てくる恋愛映画は、末期がん主人公と普通の健康な人が恋に落ちて、つらい闘病生活のなか恋人や家族に支えられながら残りの人生を精一杯生きる!みたいな感じ。って私が勝手に思ってるだけかもだけど。でもこの映画はガン患者とガン患者の恋を描いた物なんです。
まず主人公のヘイゼルはもう悟り開いてて超かっこいい。ヘイゼル大好き。ガスが忘却が怖いというとそんなんバカバカしいって一蹴り。自分の死がどうとかよりも自分が死んだ後の残された人たちの事の方が心配。それだから『至高の痛み』って本の主人公に感情移入しまくってて、アンナ(物語の主人公)の死後に残された家族やハムスターがどうなるのか知りたくてたまらない。それでガスのウィッシュを使ってアムステルダムまで作家のピーター・ヴァン・ホーテンに続きを聞こうとします。
アムスでのディナーの夜の2人が本当に素敵。ヘイゼルのようなロイヤルブルーのコートが凄く欲しくてずっと探してるんですが、なかなか良いのが見つからないのよね。ついにヴァンホーテンの家に言って続きがきける!と思いきやヴァンホーテンは糞野郎で続きを教えてくれない上に2人を欠陥品よばわりします。マネージャーのリタヴァイさんがせめてもの謝罪ってことで2人をアンネ・フランクの家に案内してくれて、2人はそこでやっとファーストキスをします!ああ本当に微笑ましいカップルだなこの2人。まわりに居た人たちも拍手を送っちゃうほどです。ホテルに帰って2人は、まあ、ヤリます。さっきキスしたばっかなのに展開早すぎじゃんって感じだけど。ともかく、ここのシーンでのヘイゼルのナレーションが凄く良い。
“I fell in love the way you fall asleep: Slowly, and then all at once.”
ああジョン・グリーンって最高。
次の日、ガスはヘイゼルに大事な事を打ち明けます。実はガスはガンが再発していて体中に広がっていたんです。アメリカに帰ってからはガスの症状は悪くなるばかり。ガスの“最後の調子のいい日”にガスはヘイゼルとアイザックを教会によんで自分のプレ葬式を開きます。2人はガスへの慈悲を読みあげます。もうこのシーンは本当にボロ泣きでした。アイザックのはちょっと笑えたけど。ヘイゼルの「限られた時間の中で、あなたは私に永遠をくれた。」ってのが印象的。限られた時間てのがこれまた泣けるますね。これ書いてる今も思い出すとこみ上げてくるものが…。
ガスの葬式でヘイゼルはヴァンホーテンから手紙をもらいます。なんとそれは生前にガスが書いていたヘイゼルへの慈悲だったんです。ここではガスがどんなことを書いたかは言わないので気になる方はぜひ映画を見てください♪
1番最後のシーンでヘイゼルはガスと結婚の誓いを立てているんだそうです。もちろん、“文字通り”するわけではないんですがね。だってガスは死んでるし。原作TFIOSの最後ではヘイゼルの“I do.Augustus.I do.”という言葉で終わっています。これは2人ができることのない結婚の誓いの言葉だそうです。ジョン・グリーンいわく、結婚はスピリチュアルで漠然としたものなんだとさ。映画でヘイゼルはOkay.と言って終わりになります。ここを原作と変えちゃったのは少し残念だけど、ヘイゼルはちゃんと白いドレスを着てるんですよ!

オーガスタス役のアンセル・エルゴートのくしゃっとした顔が愛しいです。笑 超美形って分けでもないけどかっこいいですよね。メタファーのシーンでは、想像してた通りのオーガスタスだ!!って興奮しちゃいました。
アンセルは小さい時からモデルもやっていて背が190くらいあってスタイル抜群!上の写真は2015年s/sのプラダの広告。あらイケメン♡♡
シェイリーンとアンセルは仲良しで(ダイバージェントでも共演してるし)プライベートで2人でTFIOSを観に行ったんですって!アンセルが昔インスタグラムで言ってました。(シェイリーンは変装でウィッグつけてる)

この映画はサウンドトラックも最高で全部の曲好きです。でもその中でも特に好きなのがこの5つ↓
1つ目はBoom Clap by Cha XCX。去年の夏ずっとこの曲聴いてた!なんか友達と大声で歌いたくなるような曲です。笑 
2つ目、Let Me In by Grouplove。グループラヴはアップルかなんかのCMで使われてたTongue Tiedも好き。
3つ目、Wait by M83。この映画のおかげでM83っていう超かっこいいフランスのバンドに出会えました。感謝。このWaitって曲は本当に美しくて聴いてると涙が…。他にもI Need YouとMidnight Cityがオススメです。
4 Not About Angels by Birdy
5 T-shirt by Birdy
このT-shirtって曲は歌詞がとっても可愛いのでぜひ聴いていただきたい。
あと、サントラには使われてないけど映画の予告編に使われてたWhat You Wanted by One Republicも凄く良いです。私この曲聞くたびに泣きそうになっちゃうの〜。



そういえばこの前、新宿武蔵野館に映画の中にでてきたようなブランコが展示してあるってきいたので友達と遊びにいきました!ヘイゼルとガスになりきって同じポーズとったりしました。笑

私ほんとうにTFIOSが好きなので、ぜひみなさんにもこの物語の素晴らしさを知っていただきたい!一般の劇場公開は2月20日からです。ぜひ劇場に足を運んで、ヘイゼルとガスの小さな“無限”を観てきてはいかが♪

Minami x




P.S. 試写会でプレゼント貰っちゃいました。パンフレットとマスキングテープです。20世紀フォックスさん太っ腹!パンフレットは学校に持っていって友達と読んだりしてました。何人かの子達が、私もこれ観ると思う!って言ってくれて嬉しかった。だって本当に素晴らしい映画だから色んなひとに観てほしいんです♪あ、最後に言っておきますがこんなにべた褒めしてるけど、私は決して回し者なんかではありませんよ!笑





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